【阪急電車】当たり前が 当たり前でなかった
大学時代
友人である 東京出身のれーちゃんから
「ねぇ なんで関西には こんなにスゴイ電車があるの?」
「外も 中も こんな電車 東京では見たことないよ!!」と
興奮気味に 食いつかれたことを思い出したので記しておく
阪急電車ってなによ?
・大阪梅田と神戸・宝塚・京都を結ぶ大手私鉄
・主に阪神圏の北側(山手)を走っている
※中間がJR 南(海側)が阪神電車
・隣り合う駅の距離感は JR>阪急>阪神の順で 遠くなる
※阪神は 駅がとても多い
何がスゴイのよ?
【車体のカラーが独特】
出典:特集1 教えます!阪急電車の楽しみ方|阪急電車の楽しみ方①|TOKK トック|阪急アドエージェンシー
見ての通り あずき色
私にとって 阪急電車は 幼い頃から当たり前にあったので
全く違和感がなかったのだけど
初めて見る人にとっては かなり印象的な電車みたいだ
で この阪急電車の独特なカラー
あずき色ではなく
「マルーン」と言う
※マルーンは暗い茶色から 紫がかった赤にかけての色
エビ茶色(えんじ) 栗色(くりいろ) フランス語のマロンに由来する
阪急電車は 明治43年から100年以上に渡り
「阪急マルーン」と呼ばれる伝統の色を使っている
塗装は 4層構造で
下塗り→下地のパテ塗り→中塗り→上塗り と
丁寧に塗装が施されているそうだ
【内装と座席のカラーが また独特】
・木製車両だった頃の 雰囲気や高級感を演出するため
内装は マホガニー調プリントの アルミ板を使用している
・シートは アンゴラ山羊の毛で 贅沢に織り上げたものを使用
カラーは 優先座席以外は ゴールデンオリーブという
深みのあるグリーンで統一(れーちゃんは 抹茶色と言っていた)
・優先座席もまた キレイなワインレッド
阪急さん 独特なカラーを使うことが お好きなようで
この話を れーちゃんから聞いた時には
「そんなに興奮せんでも・・・」と
淡々と 受け止めていたけど
その後 東京へ 月に1度レッスンに行くようになり
東京で 電車を利用する度に
阪急電車のスゴサを 感じるようになった
また かなり経ってから
「阪急電車」という映画も公開され
知った人も多かったようで
地元民としては 素直に嬉しかった
しんみりホッとしたいひとにオススメ☆
おまけ マルーンビートル
フォルクスワーゲンのマルーンカラービートル!!
屋根のカラーが 何気に白でワンポイント
運転席は シックな感じ
ゴールデンオリーブのシート!
後部座席のサイドには つり革も!!
出典:http://www.hankyu.co.jp/ekiblo/umeko/23620/
こちらの 世界に一台のレアビートル
フォルクスワーゲン宝塚で 展示されている
販売予定はないとのことだけど
見学は できるみたい