【そうだ、金沢へ行こう!!⑦】無料でも楽しめる!!「金沢21世紀美術館」
さて「兼六園」で日本庭園と茶席をたしなんで、すっかり日本のわび・さびを理解した気になっているコロです。
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さて、「兼六園」をグル~っと回った後、真弓坂口から再び出て、道路を挟んで斜め向かいにある「金沢21世紀美術館」へ足を運びました。
見た感じ、モダンでフラットな造り。そして、ほとんどがガラス張りでオープンな印象の美術館です。こちらの「金沢21世紀美術館」でも思ったのですが、近江町市場にしろ兼六園にしろ、出入り口が色々とあり過ぎじゃないですかね?(笑)金沢は「オープン」がテーマなのでしょうか・・・
「金沢21世紀美術館」では、中の展示はもちろんですが、外の作品だけでも色々と楽しむことができます。
無料なのに、色々な作品に触れることができる!!
「ラッピング」LAR/フェルナンド・ロメロ
子どもが中に入って遊ぶこともできます。
座ることができるみたいですよ。
外の作品で気に入ったのが、コチラ↓
「カラー・アクティヴィティ・ハウス」オラファー・エリアソン
立ち位置を変えると、色々な色で景色を楽しむことができる作品。中に入ったり、外から見たり、色の重ね方を変えたりと、作品の中をグルグルしていました。
あと、大きなラッパが地中でつながっていて、糸電話のように会話が楽しめる作品
「アリーナのための クランクフェルト・ナンバー3」
(画像)金沢21世紀美術館 | アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3
「雲を測る男」ヤン・ファーブル
などなど、外だけでも無料で楽しめるのに、なんと「金沢21世紀美術館」内にある交流スペースには無料で入ることができるのです!!
内部交流スポットには、ミュージアムショップやレストラン、そして一部の作品も見ることができます。その代表作品がコチラ↓
「スイミング・プール」レアンドロ・エルリッヒ
こちらの作品は、プールの底からも見ることができますが、プールの内部スペースは有料となっています。有料の展示チケットを買うと入ることができます。私は「死なない命」を鑑賞しました。
内部スペースから下に降りて、この入り口をくぐると・・・
底からの景色を見ることができます。
下の解説書にも書かれていますが、「水は10cm」張られているのみだそうです。上かから見ると、水の中に沈んでいるように見える。不思議な作品。底から水面をずっと眺めていたら首が痛くなってしまいました。
「死なない命」ほか、その他の展示作品について
人工知能や遺伝子工学の発達によって「生命の編集」「機械との共存」「不死」といった主題が注目されるよう になり、これまでの生命観や倫理観がいま問われています。今回の展覧会では、当館のコレクションから9 作家を選び、「命が死によって消え去る」という従来の生命観に対して「死なない命」のあり方について考えさせる作品を紹介します。
(引用)金沢21世紀美術館 | コレクション展2 死なない命
鑑賞していて、どのアーティストさんの作品もひねりがきいていて、とても興味深く鑑賞させてもらいました。希望から皮肉まで、作家さんによって、命の視点が違い、様々な命の表現がありました。
ナウシカのメーヴェに出逢えたことは、本当に驚きだったなぁ。
(画像引用)金沢21世紀美術館 | コレクション展2 死なない命
八谷和彦さんの作品「M-02」
実物が展示されていて、感動!ナウシカを見るたびに、こんな乗り物あったらいいのになぁって思っていたので。
結局、2時間ぐらい鑑賞していました。座れる椅子もたくさんあって、ゆったりできました。けれど、土曜ということもあって、美術館を出るころ(お昼過ぎ)には、大混雑していました。
※画像を一部処理しています
帰る頃に、上からレアンドロのプールを見たら、いっぱい人が!!
ガラスの奥には、人だかり。これは、チケット購入で待っている人たちです。
土日祝は開館と同時に入るぐらいが、ゆったりできると思います。
次回で北陸珍道記もラストになるかと思います。
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆