【これはもう参拝ではなく、ハイキングだ!伏見稲荷大社の楽しみ方】②千本鳥居から稲荷山山頂(一の峯)
前回は伏見稲荷大社の参道から千本鳥居までの話をしましたが、今回は更に奥へご案内します。というか、私としてはここからが好きなんですけどね・・・
※使用している画像なのですが、写真によっては夏に撮った写真も載せています。季節感がバラバラですが、ご容赦くださいませ。
さて、千本鳥居を抜けると、「奥社奉拝所」という社務所があります。
ここで半数ぐらいの人は、満足されるのか「千本鳥居もくぐったことだし、か~えろっと」と引き返していきます。
ちょっと待て!!
ここからが、伏見稲荷参拝の醍醐味なのに~!!(勝手に思っている)
確かに、ここから先は階段と坂道といった足元の悪い道が続くので、足を痛めている方や体力に自信がない方には勧められませんが、歩くことが好き!!という人には、引き返さず、ぜひ進んでもらいたいと思います。
あ、ちなみにこちらの「奥社奉拝所」の奥に「おもかるいし」というものがあります。
「おもかる石」で願い事が叶うか占ってみる
灯篭の上にある石を使った占いです。
占い方は、いたってシンプルで
①石の前で願い事を(心の中で)言う
②石を持ち上げてみる(左右どちらでもOK)
③自分が思っているより
「石が軽かった」→願い事は叶う
「石が重かった」→願い事は叶いにくい
私もやってみましたが、「想像通りの重さ」でした。「願わなくとも、自分でなんとかできますよ」ってことなんでしょうかね・・・
よろしければ、占ってみてください。
稲荷山山頂へいざ出発!
「奥社奉拝所」 の左側に山頂へ続く鳥居があるので、そこをくぐって進んでいきます。まずは、上の地図にあるように「新池」と「熊鷹社」を目指します。
ここからは、階段の坂道がずっと続きます。千本鳥居~奥社奉拝所までは、段差は多少あるものの、ほとんど平坦な道なので油断していると痛い目にあいます。実際、奥社奉拝所以降の参道で小さい子どもさんが歩くことを渋っていたり、彼氏がぐずる彼女を必死に励まして、微妙な雰囲気になっていることも見かけます。
参道途中には、いくつも脇道があります。それてフラ~っと歩いて行くと、滝や別の神社に行くこともできます。
参道をそれても、違う神社などがあって新しい発見もあるのですが、人が全くいなくなるので注意が必要です。あと、近年はイノシシも確認されているので、気を付けてください。
朱色の鳥居を目印に進んでいくと、間違いないかと思います。
主な分かれ道に来ると、こういった地図の看板があるので確認してもらえばと思います。道しるべもあるので、迷うこともないです。
少しずつ、参拝と言うよりハイキングという表現がふさわしい道になっていきます。
で、鳥居をくぐりながら進んでいくと上の画像のような場所に来ます。(柵の左側に池?があります)こちらなのですが、この鳥居を出入りする際におじぎをされる方が多く、なんで???と思っていたのですが、どうやらこちらが神域の境目となっているらしいです。
こんな感じで坂と階段をのぼっていくと、「新池」「熊鷹社」に着きます
「新池」(別名、こだまがいけ)
行方知れずになった人の居場所を探すときに、池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に手掛かりがあるという言い伝えがあります。
池の周りには、たくさんの鳥居やお稲荷さんが祀られています。
「熊鷹社(くまたかしゃ)」
「熊鷹大神」という鳥類の「鷹」が神様だそうです。
「熊鷹社」から先は、ひたすら階段をのぼっていきます。
苔むしているお稲荷さんも、味があって良い感じです。
三ツ辻を過ぎて、更に奥へ行くと四ツ辻へ来ます。これで、ようやく半分登って来ました。景色も良くなってきました。
ちょっと休憩「四ツ辻」
「四ツ辻」は休憩所の中でも、一番にぎわっています。
たくさんの人が行き交い、ここで参拝を断念される方も。
さらに歩いて「三の峰」を目指します。
帽子をかぶったお稲荷さんの姿も・・・
「四ツ辻」をさらに奥へ行ったところ、着物を召した女性が・・・伏見稲荷では、時々、着物やニンジャの服を着た人を見かけますが、まぁそういう人は、ほぼ100%海外の方です。この2人も中国の人のようでした。なんだか険悪な感じで、雰囲気が悪かったです。(しかし、こんなとこまでよく登ってきたねと感心)
こちらが、三の峰です。
ここが踏ん張りどころ!あともう少しで山頂だ。
途中、お稲荷さんと狛犬さんがコラボしていました。珍しい・・・ケンカにはならんのかな?
二の峰まで来たら、ゴールはすぐそこ!
この頃から、雪がちらつきはじめました。お手水の水も凍っています。
二の峰を5分ほど階段を昇ると山頂(一の峰)が見えてきました
稲荷山は233mだそうです。
「一の峰」(稲荷山に登頂成功!!)
お参りした後、おみくじを引きました。
伏見稲荷のおみくじについての記事はコチラ↓
一の峰にも茶店があります。ここのワンちゃんが人懐こくて、とてもカワイイです。
でも、今回はお店の中で丸くなっていました。
さぁ、一の峰からの帰り道ですが、坂道をひたすら転がり落ちるようにくだっていきます。
次回は、帰りのことをお話したいと思います。
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆