【カオス大百科⑤】韓国映画とレイティングシステム(「G」「PG12」「R指定」)
ドラマティックなハリウッド映画もいいけれど、私はあえてスカッとしない、ドロドロとした人間の根本に揺さぶりをかけてくる韓国映画を観に行くことがある。
先日、観に行った映画はコチラ
こちらは、ちょっと前に観に行った作品。
日本の俳優である「國村隼」さんが、韓国で最も権威ある映画賞(らしい)青龍映画賞で男優助演賞を外国人として初受賞されるなど、話題の作品。
この2つの作品なんですが、とても暴力的でグロテスクなシーンがたくさん出てきます。
でも、映画ではG指定だったんだよね・・・
映画を観る時に「G」とか「PG」とか「R指定」という用語を見たり聞いたりしているけれど、詳しくは知らなかったので、ちょっと調べてみました。
映画レイティングシステム(film rating system)
映画鑑賞をする際に、対象の映画を観ることができる年齢制限の決まりのこと
こちらの表は、Wikipediaより引用
G(General Audience) 全ての観客
おなじみ、全ての年齢層が鑑賞可能。
PG12(Parental Guidance)親の指導・助言
12歳未満(小学生以下)が鑑賞する際には、成人保護者の助言や指導が適当とされる。
・性・暴力・残酷・麻薬などの描写、未成年役の飲酒・たばこ・自動車運転・ホラー映画など、小学生が真似をする可能性のある映画が対象となる。
・地上波放送の場合は、G指定と同様に扱われるケースが多く、新聞や雑誌の番組表にも「PG12」と表記はされない。
R15+(Restricted)観覧制限
15歳未満の入場・鑑賞を禁止。いわゆる15禁
・PG12より刺激が強いものに加えて、いじめや暴力も審査の対象となる。また放送禁止用語を使用した作品や偽造犯罪を題材にした作品も対象となる。
・地上波放送の場合は、深夜に放送したり、ゴールデンタイムに放送される場合は、不適切なシーンがカットされることが多い。
・新聞や雑誌の番組表には「R15指定」と表記されることがある
R18+(Restricted)観覧制限
18歳未満の入場・鑑賞を禁止。いわゆる18禁。成人映画。
・R15+に加えて、著しく性的感情を刺激する行動描写や著しく反社会的な行為、麻薬・覚せい剤の使用をたたえるなど、極めて刺激の強い表現がされている作品が対象となる。
・R18+に指定されると、広告やCMでの宣伝は不可能に等しく、公開できる映画館が大幅に限られる
・地上波放送は、ほぼ不可能
審査適応区分外
R18+よりも過激な描写が収録されている映画。
・映倫(映画倫理委員会)より審査適応区分外として扱われ、基本的に一般的な映画館での上映はできない。
まとめ
PGの意味があまり分かっていなかったので、今回はっきりして良かったなということと、こうなると、これらの韓国作品も本当はR15指定ぐらいなんじゃないの???と感じました。(「コクソン」はレンタルでは、R15+指定となっていました)