【2018 沖縄旅行⑤ 備瀬のフクギ並木「フクギの優しさに癒される」】
ゴルフの後、「備瀬(びせ)のフクギ並木」へ。
本当は、「備瀬ワルミ」にも行きたかったのだけど、観光客のマナーが悪く、現在は閉鎖となっていたため、見に行くことができませんでした。残念。
先に備瀬のワルミについて記しておきます。
備瀬のワルミって?
「ワルミ」は「ワリーバンタ」とも言われます。「ワルミ」は裂け目。「バンタ」は崖ということから、「崖の割れ目」という意味になります。
非常に美しい景色が見られ、また沖縄で神が降り立った場所の一つと言われていることから、「パワースポット」「選ばれた者しか行けない場所」などと呼ばれています。
しかし残念ながら、観光客のマナーが悪かったことから、2017年7月よりワルミへの入口が鉄線で仕切られ、立ち入り禁止となっています。
選ばれた者しか行けないのに、マナーが悪く閉鎖とは・・・・
どういうこっちゃ???
でも、時が来れば、またお目にかかれるかな・・・と思って先の楽しみにしておきます。
というワケで、今回は備瀬のフクギ並木のお話をします。
備瀬のフクギ並木
場所
美ら海水族館から、ちょっと北に上がった所にあります。(車で5分ほど)
西に伊江島(むぎわら帽子の様な形をした島)が見える、備瀬の海岸沿いの地区にフクギ並木はあります。
フクギって何?
「フクギ」はオトギリソウ科で台湾~フィリピンが原産地の常緑高木です。高いものだと20mにもなるそうです。漢字では「福木」と書き、幸福を招く木とも言われています。
フクギは台風が多い沖縄では、防風林の役割を果たし、また、厳しい日差しから集落を守り続けて来ました。
古いものだと樹齢300年以上、集落には2万本ほどフクギがあると言われています。
高く茂るフクギ。ヤマト運輸のトラックも小さく見えます。冬に沖縄に来ると、いつも思うのだけど、緑の色が濃くてとても綺麗です。緑が目に沁みる~
レンタサイクル(300円)で散策していると、犬がお出迎え。案内犬???首輪もリードもなく、そして、案内をしてくれることもなく自由にお散歩中のようです。車も犬をよけて通っていきます。
そこのけ、そこのけ、お犬が通る~
フクギ迷路へようこそ!
メインの道路(車が通る道路)から集落へ入ると、フクギ迷路の始まりです。
舗装されている道もありますが、このように木の根っこがそのままになっている道(特に狭い道)もあるので、足元注意です。
貝細工のお店
飲食店や宿泊所なども意外とあります。
オリジナルのシーサー・・・かな?
迷路を楽しんでいると、またまた犬仙人に出会いました
「ガチャガチャせわしないのぅ・・・」と言われているようです。
このように備瀬地区全体を覆うようにフクギが茂っていますが、圧迫感がまるでなくむしろ心地よさを感じられます。守られているような感じ。緑が綺麗なことと、葉っぱが丸いので優しく感じられるのかな。
あと、迷路と言っていますが、集落自体がこぢんまりしているので、迷ったりもないと思います。
フクギ迷路(集落)を西(海側)へ抜けると、舗装された広い道で海を見ながら、移動することができます。集落から海へ向かう際に、舗装された道から砂浜に変わり足場が悪くなるので、足を取られないように気を付けてください。特に自転車は気を付けよう。
海の向こうには「伊江島」を臨むことができます。
フクギ並木の終点(備瀬崎)。自転車で10分ぐらいです。徒歩でも30分くらいでしょうか。
小さな集落とはいえ、見所がかなりあって楽しめました。結局、2時間ぐらいいました。
フクギ並木の食事場所
食事は、フクギ並木の入口近くにある「美ら海Cafe」でいただきました。
これは「タコライスとソーキそばのセット」です。
広々としてこぎれいなCafeでした。
食事場所は、フクギ並木道入口に2軒。そして、集落内にも何軒かあります。集落内のお店は隠れ家的な雰囲気が漂っています。
集落の散策手段
徒歩やレンタサイクル(普通の自転車で300円でした)が主となります。
ちょっと個性的なアナタにはこちら↓
水牛車でお散歩というのもありかも・・・
水牛車は4人2000円から(1人500円で追加)だそうです。
思ったこと
とてものどかな雰囲気で緑に癒されました。今度来た時には、徒歩でじっくり散策したいなぁと思う場所です。隠れ家的なお店でご飯を食べてみたいし。ただ、久高島にお邪魔した時にも思ったことですが、こちらの備瀬地区も自転車で自由に散策できるとはいえ、集落では地元の方が日常生活を送っています。もし、自分が住んでいるところが観光地になって、不特定多数の人が家の前を通ることになれば嫌だなぁ、とフクギ並木道を歩きながら大声で騒ぐ中国人を見て、複雑な気持ちにもなってしまいました。
人のふり見て我がふり直せ。
おまけ
本部から那覇へ。国際通り近くの駐車場で。支払いをしようとすると、窓口に猫がいてビックリ。
しかも2匹。兄弟なのか、似ていおり身を寄せ合って仲良くしていた。私は旅行をすると、意外な場所で動物との出会いがよくある。
那覇で一泊し、次の日は「ひめゆりの塔」へ。
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆