【2018 沖縄旅行⑥ ひめゆりの塔と沖縄県平和祈念資料館】
那覇で一泊した後次の日、沖縄南部の糸満市にある「ひめゆりの塔」「沖縄県平和祈念資料館」に行ってきた。
ひめゆりの塔
・沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡にたつ慰霊碑のこと
・画像の右側に見切れて写っている(腕がなくて申し訳ない)石碑が「ひめゆりの塔」です
・「ひめゆり部隊(学徒隊)」は看護補助要員の通称であり、「沖縄師範学校女子部」と「沖縄県立第一高等女学校」の生徒と教師から構成された部隊
・「ひめゆり」の由来は沖縄県立第一高等女学校の学校誌「乙姫」、沖縄師範学校女子部の学校誌「白百合」から来ている
・奥にあるのが慰霊碑(納骨堂)そして、慰霊碑手前の岩の穴が第三外科壕の入口です
※慰霊碑(納骨堂)の裏側
ひめゆり平和祈念資料館
ひめゆりの塔から左へ行くと、ひめゆり平和祈念資料館があります。
※沖縄県平和祈念資料館とは別です
館内は、写真撮影禁止だったの画像はありませんが、生存者の手記や犠牲者の遺品、当時の従軍の様子などの資料や映像が展示されています。沖縄における地上戦のすさまじさを知ることができます。鹿児島の知覧特攻平和会館へ行った時もそうでしたが、自分の根底を揺さぶられてしまい、思わず涙が出てしまいました。
沖縄県平和祈念資料館
ひめゆりの塔からさらに東へ10分ほど車で走ると、沖縄県平和資料館があります。沖縄戦終焉の地となった沖縄本島南部の糸満市の摩文仁(まぶに)にあります。
こちらの資料館では、沖縄戦にいたるまでの沖縄の歴史から、住民の見た沖縄戦、戦後の米軍統治と本土復帰、平和創造を目指す沖縄の姿までを5つのブースに分け常設展示しています。ひめゆりの平和祈念資料館とは、また違った視点で沖縄戦を知ることができます。広大な公園の中に、この資料館の他にも、平和の礎(いしじ)・平和祈念堂などがあります。
沖縄県平和祈念資料館HP:
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
・祈念資料館の展望室から見た「平和の礎(いしじ)」
「平和の火」を中心として放射状に「平和の礎(石碑)」が建てられている。この礎には、国籍、軍人、民間人の区別なく、太平洋戦争・沖縄戦で亡くなった約24万人の氏名が刻まれています。
飛行機の時間もあって、礎まで行く余裕がなくて残念でしたが、次回はじっくりと回りたいと思います。また、あわせて「沖縄陸軍病院 南風原壕群20号」(予約しないと見学できない)にも行きたいと思うコロでした。
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆