【オーボエと私】①オーボエとの出会い
私とオーボエの出会い。それは、中学生の時だった。
単刀直入に言うと、出会いは中学校の吹奏楽部で。
通っていた中学校では新入生は、1ヶ月ぐらい仮入部期間があり、この時、新入生はみんな色々な部活を体験できる。私も友人と連れ立って、吹奏楽部をはじめ、ソフトテニス部やバスケットボール部やらに顔を出していた。
なんで吹奏楽部に入ったのかは、決め手になったことはあまり思い出せない。
身体を動かすことも好きだけど、小学校から仲の良かった友人も入部するし、楽器ができるのも素敵だな、とかなんとか思ったのだろうと思う。(適当)
仮入部期間には、木管楽器から金管楽器まで日々、色々な楽器を体験させてもらうことができ、とても楽しい毎日だった。日々体験するうちに、金管楽器のマウスピースが全く鳴らず、自分は木管楽器か打楽器になるだろうなぁ・・・と自分の適性もなんとなく分かってきていた。
ちなみに、木管楽器を経験したと言っているが、クラリネットとフルートのみで、なんとなく音が出るかなといったレベルだった。
そして、本入部して、楽器決定の日・・・
入部した新入生たちが、担当楽器を決めるため、一人ずつ顧問の先生がいる音楽準備室に呼び出される。
さぁ、私の番だ。
音楽準備室では、色々な楽器のマウスピース(楽器の吹き口)が並べられていた。
一つずつ順番に吹かされる。
ちなみに、私の希望する楽器は、クラリネットかフルート
~金管楽器~
(トランペット)プピッ
(トロンボーン)ブルン・・・
(テューバ)スカーーーーー
(ユーフォニウム)スカーーーーー
(ホルン)プブブ
以上の結果、金管楽器には全くご縁がなかった。(本当に音が出ない)
~木管楽器~
(クラリネット)プーーーーーープーープーーー
→楽器でも音が出る
(フルート)ボーーーーボーー
→楽器でもカスカスながら、音が出る
(サックス)キャーーーー キューーーーー
→高音の耳が痛くなるような音が出る
(オーボエ)ピーーーーーピピーーーーピピピピピ ピーーーピーーーーー
→めっちゃ音出るやん・・・なんなん?初めて見たリードやけど・・・この楽器っていったい何?
顧問の先生、めっちゃうなずいてるし・・・・
しまった!この変なリードをめっちゃ鳴らしてもーた!!
結果・・・
「キミ、オーボエな」
晴れて、私はオーボエ担当になったのだった
先生!!一体、オーボエってどんな楽器ですか?
大きな笛ですか!?
どうしよう・・・・
そして、オーボエに振り回されまくる地獄の日々が始まるのだった
つづく
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆
おまけ
天下のフリー画像サイトPixabayより痛恨のミス
だから、オーボエって悲しくなるのよね・・・(遠い目)