【韓国の夏季限定料理】
夏に韓国に訪れると 必ず食べるものがある
それは 夏季限定メニュー
【コングクス】という名の 冷製麺
韓国では この料理は 夏季にしか食べることができない
日本でいうところの【冷麺】のポジション
コン→大豆
グクス→麺
簡単に訳すると「豆乳麺」
大豆から作った 冷たいスープの中に麺が入った料理
この白く濁ったスープが とても涼しげで
これを韓国で食べると あぁ夏だぁ・・・としみじみします
韓国の人は 良く食べるようですが
日本人には 豆乳+麺 という組み合わせに馴染みがないからか
日本や海外からの旅行者には 不評のようです(´・ω・`)
コングクスは お店によって 個性があって
豆乳のように サラサラのさっぱりとしたスープもあれば
大豆をミキサーで細かくした ザラザラとした舌触りの
濃厚なスープもあります
私は 後者のザラザラ濃厚コッテリ系が 好きです
私が滞在中に お世話になる定食屋さんの コングクスは
注文すると 下ごしらえをした大豆を 冷蔵庫から出して
その場でミキサーにかけて スープを作ってくれるので とても美味しいです
↑手前の 少しグレーがかっているものが いつも食べるコングクス
コングクスの具は きゅうりの薄切りやトマトぐらいで
具は ほとんど乗っておらず
見た目は 頼りなくてモノ悲しい感じです
麺は ラーメン風の黄色の細麺が主流で 親しみやすいです
味は お店によって 多少の個性はあるものの
ベースは THE大豆なので
ずっと食べていると 味が単調なので飽きてしまうことも・・・
でも心配無用!!
テーブルに置いている塩で 塩加減を調節することも大切だけど
一緒に出される おかずのキムチ と交互に食べると
あ~~~~ら不思議
素晴らしいコンビネーションを見せてくれる
この食べ方を 現地の人を見よう見まねでやってみたら
絶妙なバランスで ビックリしたことがあります
現地の人は
①塩加減のみで食べる
②キムチと交互に食べる
③残ったスープに キムチとキムチの汁
をぶっこんでスープまで飲み干す
といった感じで
心行くまで コングクスを味わい尽くしている人が多いです
最終的な 味つけや食べ方は お客様に任せる
という潔いスタンスも
私が 韓国料理が好きな理由の一つです
日本で美味しいコングクスを食べることは
難しいかもしれませんが
夏に 韓国へ行かれる 予定のある方は
夏の風物詩を 是非 味わってみてください
私も食べたくなってきた・・・