【カオス大百科④】「ゲジ」
ゲジ・・・
奴に初めて遭遇したのは
そう、私が小学生の時に所属していた
ガールスカウトで行ったキャンプのテント内でだった・・・
当時の私は怖いもの無しで、この時も勢いだけで新聞紙を丸めて、「ゲジ」を思い切りぶっ叩いた。その瞬間、宙に散らばった無数の脚のことを今でも忘れられない・・・
はい、今日は「ゲジ」のお話です
※虫がお好きな方は、画像で実物をご確認ください・・・
「ゲジ」(ゲジゲジ)節足動物門ムカデ綱ゲジ目に属する
由来
伝統的には「ゲジゲジ」と呼ばれるが、標準和名は「ゲジ」。動きが素早いことから「験者(げんじゃ)」が訛って「ゲジ」という語源説がある。
形態
あえて似ている虫を挙げるなら「ムカデ」だが、足や触覚が異様に長いので、そんなに似ているとも言えない。すべるように移動し、めちゃくちゃ速い。ギョエー!!
生まれて2年で成虫になる。寿命は5~6年。
生態
食性は肉食。昆虫などを捕食。ゴキブリやカマドウマなど害虫の天敵であり、実は益虫と言われている。高運動能力を有し、待ち伏せて低空飛行してきたガをジャンプして捉えることもある。ギョエー!!
鳥などの天敵に襲われると、脚を自切する。切れた脚はしばらく動く。次の脱皮時に再生する。ギョエー!!
分布
日本にはゲジとオオゲジの2種が生息。オオゲジは主に西日本で見られる。夜行性で落ち葉・石の下・土の中など屋外の物陰に生息。屋内でも倉庫内などに棲みつくことがある。山間部の旅館には就寝中に姿を現し、居室内がパニックになることもある。
人との関係
ムカデとは近い種類ではあるものの、ムカデとは違って攻撃性は低く、積極的に人を咬むことはない。咬まれても毒は弱く、人体への影響はほとんどない。
人間にとっては、基本的には無害な生物であるが、異様な外見や速く走り回る姿に嫌悪感を持つ人が多く、不快害虫の扱いを受けることもある。
まとめ
グロテスクな外見ですが、人間にとっては益虫であることが分かりました。
ちなみに私は、3回ゲジと対峙しています。
(初戦)小学生時のテント内で→新聞紙ぶっ叩き→脚自切テロ
(2戦目)自宅庭の壁→見守り→徘徊のち行方不明
(3戦目)韓国安宿の自室→ヘアスプレー固め→パキパキ
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆