【食のルーツにロマンを感じる】
ある日 食事をしている時に フト思ったこと
私は 普段何の疑いもなく 食べ物を口にしている
でもね
野菜とか肉とか魚とか 何でもいいのだけど
その食べ物を 一番最初に口にした人って
スゴクない??
ひょっとしたら
ものすごーく不味かったり
お腹を壊して 苦しんだり
最悪な場合には
死んでしまったり・・・
とっても美味しいかもしれないけど
その反対の可能性も十分ある
それでも リスクを冒して 思い切って食べた人って
偉くない!?
例えば
「トマト」
現在では 当たり前の様に食卓に登場し 大活躍のトマトだけど
初めて発見した人は この真っ赤な毒々しい色の食べ物を口にするには
勇気が相当必要だったのではないか?と考えてみる
(トマトが昔からこんな形状かは 分からないけど)
私なら とても口にはできない
実際 トマトのルーツを調べてみると
最初は 南米で生産されていたものが ヨーロッパに伝わったけれど
色鮮やかな赤色が もてはやされた反面 毒があると信じられ 観葉植物扱いだった
しかし イタリアでの飢餓がきっかけで 食べざるを得なくなり
口にしてみると 意外と美味しかった(笑)ということで
それ以降 栽培や品種改良が進み 現在に至っているようです
追い詰められて 仕方なく食べてみたパターンだったり
あと 大変だったんじゃないかなと思った食材が
「フグ」
これに関しては 犠牲になった人も多いのではないかと思う
初めて食べた人って 何を思って食べたんだろうなぁ・・・
フグは 旧石器時代から好んで食べられていたようですが
中毒死者が後を絶たず 豊臣秀吉が「河豚食禁止の令」を発令しました
フグ解禁のキッカケだったのは 伊藤博文が下関で出されたフグの味に感動して
解禁したという説が有力なようです
フグ同様 キノコ類も なかなかリスクが高かったようで
食用としての歴史は古く、古代エジプト人はキノコを好んで食べた。
あと 偶然の産物と言われている
チーズ
今から約4000年前
砂漠を旅するアラビア商人が、羊の胃袋を干して作った皮の水筒に
山羊のミルクを入れてらくだと旅に出ました。
日が暮れ、砂漠の疲れとのどの渇きをいやそうと、水筒をあけると中からミルクではなく、澄んだ水と柔らかい白い塊が出てきました。
おそるおそるその塊を口に入れてみると、甘くて美味だったのがチーズの起源の一説と言われてます。
羊の胃袋のレンニンという酵素が働いて、山羊のミルクが固まったそうです。
チーズを発明した人は誰ですか?教えてください(*^_^*) - 今から約4000... - Yahoo!知恵袋
他にも 気になる食材は たくさんあるけれど
様々な歴史があるなぁと しみじみ
私は グルメとはとても言えないけど 食べることが大好き
好き嫌いなく ほとんどの食べ物を味わうことができて
心から幸せだと思っている
今 美味しく食べ物が頂けているのは
先人たちの チャレンジ精神
そして トライ&エラーの賜物だと思う
心から感謝したい
「いただきます」って言葉は 食べ物の命だけでなく
身体を張って 食べてくれた先人たちの命も含まれているって思うと
ロマンを感じる
☆遊びに来てくださって ありがとうございました☆